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「クトゥルフ少女隊」by山田正紀

「勝利するはクトゥルフか、それとも文豪たちか!」
というプロットを山田正紀先生からいただいていた『クトゥルフ文法帳』ですが、
大幅に変更になりました。
その名も
『クトゥルフ少女隊』!!

『ヨグ=ソトース戦車隊』の入校を臨死体験をしながらなんとか済ませた翌日
『クトゥルフ文法帳』の進捗をお聞きしようと山田正紀先生にお電話しましたところ…

山田先生「あれ、だいぶ中身が変わってきちゃったんですよ」
私「ええ!!だ、だいぶ!? も、もしかして文豪たちも出てこないんですか?」
山田先生「そうなんです」

がーーーーーん!!!
昨日、『ヨグ=ソトース戦車隊』の巻末1ページ丸々に
以前いただいた『クトゥルフ文法帳』のプロットを掲載してしまったばかりでした。

私「せ、先生、きょ、今日中にプロットをいただければ差し替えが間に合うと思いますが、どんな進捗なんでしょう?」
山田先生「もう、1/4ほど書きあがりましたから大丈夫ですよ。でも書くの面倒くさいから口でいいますね」
私「はい!お願いします!」
山田先生「えっと、クトゥルフの少女たちという4人の少女たちが出てきて、1人が絶対少女…」
私「ぜ、ぜったい? 絶体絶命のぜったいですか?」
山田先生「もう1人が限界少女…。なんか言ってたら照れくさくなったので、やっぱり書いて送ります」

ということで、その30分後に送ってくださったのが以下のプロットです。

↓ここから

5億4000万年まえ、突如として生物の「門」がすべて出そろうカンブリア爆発が起こった。
このときに先行するおびただしい生物の可能性が、発現されることなく進化の途上から消えていった。
これはじつは超遺伝子「メタ・ゲノム」が遺伝子配列そのものに進化圧を加える壊滅的なメタ進化なのだった。
いままたそのメタ進化が起ころうとしている。
怪物遺伝子(ジーン・クトゥルフ)が発現されようとしている。
おびただしいクトゥルフが表現されようとしている。
この怪物遺伝子をいかに抑制するか。
発現したクトゥルフをいかに非発現型に遺伝子に組み換えるか?

そのミッションに招集された現行の生命体は三種、
敵か味方か遺伝子改変されたゴキブリ群、
進化の実験に使われた実験マウス(マウス・クリスト)、
そして人間未満人間以上の四人のクトゥルフ少女たち。
その名も、絶対少女限界少女例外少女、そして実存少女サヤキ……。
クトゥルフと地球生命体代表選手の壮絶なバトルが「進化コロシアム」で開始された!
これまで誰も読んだことがないクトゥルフ神話と本格SFとの奇跡のコラボ! 
読み出したらやめられない、めくるめく進化戦争!

↑ここまで

発売予定はこの夏!乞うご期待!
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非公開コメント

これは〇〇い、〇〇すぎる

 不定型な存在がメインなだけに、今後どう変わっていきますかねぇ。それでも、買わずにはおかれません。

しょ、少女?

『クトゥルフ少女隊』!
確かに今までにないクトゥルー神話ですね。
「進化コロシアム」ではどんなバトルになるのか…ゴキブリ、マウス、少女…
少女たちは、はたして美少女なんでしょうかね?

No title

なんだか『非実在少女』まで出て来そうで、クトゥルー以外的にも、なんか怖いです。
楽しみにしております。

嘘のようだ……

山田正紀先生は、弊社の『人喰いの時代』がヒットなど、確変が憑いたように活躍中だが、次回作は『クトゥルフ少女隊』とのこと。冲方丁氏に「機神兵団のアニメはだけ見ました」と言われて凹んでいたのが嘘のようだ!

「文法帳」のままだったら

夏目漱石:「吾輩はショゴスである」「ウェイトリー坊ちゃん」「夢十一夜」
石川啄木:「一握の沙」
はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢつと触手を見る

とか、あったかもしれませぬ。
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邪神の巫女

Author:邪神の巫女
クトゥルー様にお仕えしています。
クトゥルー様の教えを記した経典作りと宣教に日夜励んでいます。

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