「CIAの盗聴器にされた猫」
昨日、毎日新聞の「火論:猫は耳を立て」にうちの本が紹介された。
記事引用ここから↓
2001年9月17日の毎日新聞夕刊(東京発行)に「猫スパイ、失敗」という短行の米国発外電記事が載っている。うっかり見落とすぐらい扱いは小さい。
「9・11」同時多発テロから間もない頃だ。世界はなお騒然とし、紙面の多くはそれに割かれたから、くだんの小記事に関心を払った人は少ないだろう。こんな内容だ。
米中央情報局(CIA)科学技術部門の秘密文書が公開され、猫に盗聴器を埋めてスパイに使う計画があったことがわかった。計画は実行せずとされたが、CIA評論家は改造猫は実際につくられたとしている−−というのだ。
それによると、手術で電池と無線盗聴器が埋め込まれ、しっぽにアンテナが仕掛けられた。だが、任務の際にタクシーにはねられ失敗した。
英紙ガーディアンが報じたところでは、猫はベンチの2人物の話を盗み聞くべく公園のそばで放されたが、数歩で輪禍に遭った。暗号名「アコースティックキティー」作戦は不発に終わった。
この計画は、米ソ冷戦の緊張が極度に高まっていた1960年代に発案された。
「歴史を変えた100匹の猫」(創土社、戸嶋芳美訳)の中でこの計画を取り上げた米国人著者サム・ストールは「どう考えてもちょっと頭を疑ってしまうようなものでした」と記している。
ここまで↑
『歴史を変えた100匹の猫』というのは、古今東西100匹の猫の逸話を集めた本である。
ニュートンが飼っていた猫の話や日本の「招き猫」の由来となった猫の話など
猫好きにはたまらない1冊である。


↑「なか見せ」機能で目次なんかも見れます。
猫のしっぽに盗聴器をつけるなんてどれだけ頭が悪いのか、本当だろうかと思っていたが、
2001年の米国発外電にあったのなら本当なのだろう。
しかもそれが9・11テロの直後だというのだから、それこそ「猫の手も借りたい」と思うほど
追い詰められていたのか、と思うしかない。
しかしこの記事を見て痛切に思ったこと!
それは…この本に『ウルタールの猫』が収録されてない!!
ぜひ米国人著者サム・ストールさんにお手紙を書きたいところだ。
記事引用ここから↓
2001年9月17日の毎日新聞夕刊(東京発行)に「猫スパイ、失敗」という短行の米国発外電記事が載っている。うっかり見落とすぐらい扱いは小さい。
「9・11」同時多発テロから間もない頃だ。世界はなお騒然とし、紙面の多くはそれに割かれたから、くだんの小記事に関心を払った人は少ないだろう。こんな内容だ。
米中央情報局(CIA)科学技術部門の秘密文書が公開され、猫に盗聴器を埋めてスパイに使う計画があったことがわかった。計画は実行せずとされたが、CIA評論家は改造猫は実際につくられたとしている−−というのだ。
それによると、手術で電池と無線盗聴器が埋め込まれ、しっぽにアンテナが仕掛けられた。だが、任務の際にタクシーにはねられ失敗した。
英紙ガーディアンが報じたところでは、猫はベンチの2人物の話を盗み聞くべく公園のそばで放されたが、数歩で輪禍に遭った。暗号名「アコースティックキティー」作戦は不発に終わった。
この計画は、米ソ冷戦の緊張が極度に高まっていた1960年代に発案された。
「歴史を変えた100匹の猫」(創土社、戸嶋芳美訳)の中でこの計画を取り上げた米国人著者サム・ストールは「どう考えてもちょっと頭を疑ってしまうようなものでした」と記している。
ここまで↑
『歴史を変えた100匹の猫』というのは、古今東西100匹の猫の逸話を集めた本である。
ニュートンが飼っていた猫の話や日本の「招き猫」の由来となった猫の話など
猫好きにはたまらない1冊である。
↑「なか見せ」機能で目次なんかも見れます。
猫のしっぽに盗聴器をつけるなんてどれだけ頭が悪いのか、本当だろうかと思っていたが、
2001年の米国発外電にあったのなら本当なのだろう。
しかもそれが9・11テロの直後だというのだから、それこそ「猫の手も借りたい」と思うほど
追い詰められていたのか、と思うしかない。
しかしこの記事を見て痛切に思ったこと!
それは…この本に『ウルタールの猫』が収録されてない!!
ぜひ米国人著者サム・ストールさんにお手紙を書きたいところだ。
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