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『異次元の色彩』宴

さて、いよいよ「宴」タイム!
始まってすぐに北原先生が「レアアイテムを持ってきました」と雑誌を鞄から出されました。
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『JUMPING POINT』/「山田正紀先生研究会 副会誌VOL.1』
すんごいお宝じゃないですか!!!
ページをめくると…
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「昭和56.1.16」に山田先生のご自宅で開催された、先生のバースデーパーティーの様子が記されていました。
昭和56といえば、今から32年前!
すごーい!!
デビューされたのが1974年だから、すごいのも当たり前といえば当たり前なのだけど。
池澤春菜さんがそれを見て「これ手書きなんですか?」とご質問され、
北原先生が一生懸命「ガリ版刷り」の説明をされてました。
とりあえず私は「沈黙」w

山田先生の作品といえば、衝撃的だったのは『銀の弾丸』。
パルテノン神殿で能を舞う、クトゥルー神話作品。
その描写が大変美しく、まるでギリシャの情景が目に浮かぶようで、この作品が大好きでした。
せっかくの機会なので、山田先生に
「『銀の弾丸』を書かれた時のきっかけとか、お考えになられたことってどんなことだったんですか?」
と聞いてみました。
その答えは…




山田先生:「いやー、全然覚えてませんねー」

(涙!)

次に北原先生が取り出されたのが『天才集団』というタイトルの雑誌。
目次を見ると…
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なんと菊地秀行先生のお名前が!!
作品のタイトルは『モンスター・パレード』。
ほんと、菊地先生、この頃から「お変わりない」んだなーと思いました。笑
あとで、菊地先生にお聞きしたら青山学院大学在学中の「推理小説研究会」の1冊でおわった増刊号?だったそうで…。
北原先生は後輩になられるわけですが、本当に貴重な資料、ありがとうございました!!


その後は池澤さんにお願いしているクトゥルー朗読会のお話に。
朗読する作品がまだ決まっていないということで、何がいいかという話になりました。
できれば「一人称」の方がいい。
長さとしては45分くらいに収めたいので、短編がいい。
こうなると話が限られてきます。
しかも、「読んで怖そうなもの」。
それでも、あれはどう、これはどう、といくつか作品があがりました。
何を読んでいただくかは、7/27イベント当日のお楽しみ!

イベントの話から、『ホームズ鬼譚~異次元の色彩』で、ぜひ山田先生にもおいでいただいてイベントをしたいと思っており、お願いすると「いいですよ」と!!
さー、何をしようか!!
すると突然山田先生が
「ぼく、イベントで着ぐるみ、着たいなあ」と!!
「山田先生、何言ってるんですか! 
 そんなことしたらうちが無理やり着せたと思われて、私がファンの方に刺されるからやめてください!」
「それ、楽しいな~! じゃあ、着ぐるみきて思いっきり嫌そうな顔してようかな」
とニコニコしながらおっしゃる山田先生。
(意外とイジワルなのね><)
仕方なく
「山田先生が着ぐるみ着るなら、北原先生も合わせて着てもらいますからね!」
と北原先生に八つ当たり。
「えー、ぼくもですか!」
とかなり動揺する北原先生。
「それはいい!」
と大喜びする山田先生。

まあ、どうなるか分かりませんが、読者の皆様、乞う?ご期待。(刺さないでね^^;)

ということで楽しい時間はあっという間に過ぎ、宴はお開き。
もう、本当にものごとは「駄目もと」で聞いてみるもんだとつくづく実感した1日でした。
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邪神の巫女

Author:邪神の巫女
クトゥルー様にお仕えしています。
クトゥルー様の教えを記した経典作りと宣教に日夜励んでいます。

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